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いまさらアナログレコード PhaseTech T‐3 MCトランス

ortofon Verto MCトランスは良さそうだなと思いつつ、欧州圏との価格格差がかなりあったので 少し驚きました。ortofonは内外格差が少ないものと思い込んでいましたので ・・・

そこで逆に 国内製品の PhaseTech T‐3 の海外での価格を調べてみました。

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595.00 ユーロ(Prices incl. German V.A.T. (19%))ですから、最近の為替で換算するとVAT税抜き 55,000円程度になります。国内税込定価が 39,900円(実売 30千円強)ですから、海外では それなりの価格がつけられています。

PhaseTech も面白そうですね。

KensAudio さんにコメントがありました。

音の良さで高い評価の T-1の技術継承との事で、5万円~10万円の間ぐらいかなと思っていた価格を聞いてビックリしました。

しかし中身を見る限り間違いなくT-3は本物です。

本体は0.2?厚の78%スーパーパーマロイコア材によるクラス最大のEIコアに、低損失極太銅線1次側0.32φ 2次側0.12φを巻き上げ、歪みを極限まで小さくしていることから低音域のリニアリティに優れています。また伝送効率が高く、低損失で高い昇圧効率を実現しています。

巻線方式も特殊な分割巻き線構造を採用し、トランスとしては異例なほど帯域が広く、位相特性にも優れています。

これは一聴すれば定位の明確さや静寂感の高さからその素性の良さが判ります。

T-3の内部構造は、T-1同様無共振・無振動思想が貫かれており、これで本当にペイするのかと、こちらが心配になるぐらいです。

本機ではインピーダンス切替を持ちませんが、カートリッジの出力インピーダンスは1.5~40Ωの範囲で適合するとのことであり、殆どのMCカートリッジが使用可能な点も嬉しいポイントです。

●適合カートリッジ出力インピーダンス:1.5~40Ω

●負荷インピーダンス:47kΩ

●昇圧比(電圧利得):26dB

●周波数特性:10~50kHz(±2dB)

●外形寸法:W133×H85×D129?

●本体質量:1.06?

●入出力端子:削りだし金メッキ端子

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しかし、予算10万円前後の MC トランスは選択肢が少ないです ・・・・


clearaudio BASIC PLUS と VPI SCOUTMASTER with SIGNATURE TONEARM が 関空の税関を通過しました。 順調にいけば、翌々日には届きそうです。






なお、http://www.takajun.net/video/gallery/mimi_comment.htm では、日本で唯一ネット上で 詩人 谷川俊太郎氏本人による朗読ビデオが視聴できます。