いまさらアナログレコード CLEARAUDIO BASIC PLUS フォノイコライザ 試聴(その2)
clearaudio BASIC PLUS と VPI Scoutmaster with Signature Tonearm との接続ケーブルをエージング済の ortofon 6NX-TSW1010R (税込定価 22,050円)に変更し、再度試聴してみました。
clearaudio BASIC PLUS + VPI Scoutmaster with Signature Tonearm + DENON DL-301 II の組合せです。(いまさらアナログレコード clearaudio BASIC PLUS フォノイコライザ 試聴(その1)とはカートリッジとフォノケーブルが異なっていますが、カートリッジに関しては ortofon MC★10W も少し試聴しています。)
非常にさっぱりとしており透明感のある色付けの少ない音の傾向は変わりませんが、購入後の試聴の際に感じた低域及び中音域の不足感がなくなって厚みがグッと増してきました。
微弱電力でもあり、エージングでそれほど変わらないと思っていましたが、フォノイコライザもやはりそれなりのエージング期間は必要なようです。
うん、なかなかいい音です。満足。
尚、再生しない状態での残留ノイズは、ortofon EQA 777 の方が少ないです。ただし、どちらもフォノケーブルを抜くと Soundforge 8.0 では残留ノイズを感知できなくなりますので、フォノケーブルの途中でノイズを拾っている可能性が高いです。実用範囲内においては、私の駄耳では通常の視聴音圧ではノイズを判断できません。(^_^;)
clearaudio BASIC PLUS は入力インピーダンスが高めなので、入力端を抵抗でシャントすれば、不要ノイズを拾うことは少なくなるのではないかと思っています。
( MM入力でのチェックは今回はしていません。)
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なお、http://www.takajun.net/video/gallery/mimi_comment.htm では、日本で唯一ネット上で 詩人 谷川俊太郎氏本人による朗読ビデオが視聴できます。