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いまさらアナログレコード clearaudio BASIC PLUS フォノイコライザ (その8) ACCU+ もどき回路

ortofon Verto MCトランスに動きがありました。

Status7:Departure from inward Office of Exchange in the Country of Destination.

税関を出たようです。到着まで もう少しです。ワクワク (^_^)/


さて、本題に戻りまして Clearaudio Basic Plus フォノイコライザ用 ACCU+ の写真の切抜きを参考に回路を考えてみました。

http://www.takajun.net/blog/08/cbp_bat.gif

( 画像クリックで拡大)

clearaudio ACCU+ は常時充電をしていて、Clearaudio Basic Plus を立ち上げる時のみ、充電を切って、clearaudio BASIC PLUS 本体にバッテリからの電力を供給するようです。

私の回路では、Center Off スイッチを使用することにより、充電と電力供給を切り替えるだけでなく、非充電ポジションを設定しました。非充電ポジションを設定したことにより電池に優しい回路といえます。 充電中は Charge LED が点灯します。

Clearaudio Basic Plus は消費電力が小さいために、バッテリ残容量がかなり減っていても、そのまま再生してしまう可能性があります。ほとんど空になれば、音がでないとか歪むとかはっきりするのでしょうが、歪むギリギリのところでは使用したくはありません。

そこで、バッテリの充電容量が減少した時のチェックのためにトランジスタ 1石によるコンパレータ回路を追加しています。電池残容量に問題がなければ LED が点灯しますが、LED の発光に要する電力は電池からではなく、ACアダプタから引き込んでいますので電池の使用時間に影響をあたえることはない回路構成にしています。

バッテリは 006P型ニッケル水素電池 GP20R8H ですので、これのデータシートから、放電電圧が (計算上は)8.4V 以下になれば 使用可能 LED が消灯するようにしました。

また、この場合は 電池を 放電から充電に切り替える必要がありますが、充電中は Clearaudio Basic Plus が使用できなくなるため、充電中でも AC電源に切り替えて使用できるように工夫しています。

充電中のバックアップ体制を講じたため、急速受電は不要と判断し、15mA 定電流ダイオードだけによる簡単な回路(0.075C 充電)にしています。完全放電状態の電池を完全充電するには14時間程度を要しますが、これも電池に優しい回路といえます。

まあ、寝る前に充電を開始しておけば、翌日勤務先から帰宅後の視聴には問題なく使用できると思います。

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なお、http://www.takajun.net/video/gallery/mimi_comment.htm では、日本で唯一ネット上で 詩人 谷川俊太郎氏本人による朗読ビデオが視聴できます。