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Sound Forge Pro で デジタル RIAA イコライジング (4)

最初にイコラザを通さない素の状態( NEQ.flac )で録音します。 このファイルの周波数特性を見てみます。測定中の画像です。

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測定終了。ノイズ成分もあるでしょうが、 192kHz 24bit でサンプリングしたことと併せ高域がしっかり入っています。

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デジタル RIAA VST を通したところです。クリップはしていないのですが、クリップしたようなノイズがところどころに入ります。うむ・・・。 192kHz 24bit に対応していないというのはこのことかな?( DEQ.flac

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グラフィックイコライザで処理した波形です。音を聞いてみると分かりますが、高域が落ちすぎてこもって聞こえます。高域のイコライジング( 減衰量 )を調整する必要がありますね。( GEQ.flac

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フォノイコライザで通常に処理した波形( PEQ.flac )です。 デジタル RIAA VST とグラフィックイコライザの中間的な曲線を示しています。

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デジタル RIAA VST にしろ グラフィックイコライザ にしろ、まだまだ調整の余地があります。ただ言えることは、RIAA のデジタル処理は意外と手間がかかるという感じです。特に低域は伸延をするために事前にレベルを下げる必要があり、このレベル合わせに結構時間を取られました。

私の現在の環境では、専用のアナログフォノイコライザを使用した方が処理がはるかに楽ですので、当面はこの環境でレコードのデジタイズを行いたいと思います。

実際の加工ファイルの一部を切り出してアップロードしましたので、興味をお持ちの方はダウンロードしてみてください。

Sound Forge Pro で デジタル RIAA イコライジング (1)

Sound Forge Pro で デジタル RIAA イコライジング (2)

Sound Forge Pro で デジタル RIAA イコライジング (3)

Sound Forge Pro で デジタル RIAA イコライジング (4)




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