Welcome to Takajun's Room

パソコン、オーディオ、カメラ、ビデオ、車、食べ歩きを中心とした blog です。

余ったアームで埃取り (2) 成功

知人の方から頂いた本絹ビロードで埃を払うカートリッジが無事完成しました。

カートリッジの基台を探して 100均をうろついたのですが、簡単に加工できるものが見当たらず、静電気の心配があるものの発泡スチロールを使うことにしました。梱包材の発泡スチロールに比べて密度の高い低発泡材です。

f:id:takajun7777:20150411190701j:image

厚さを約 1cm 位に切り出します。上の写真の右端 1cmに相当します。残りは不要です。(^^ゞ

f:id:takajun7777:20150411190700j:image

更にカートリッジ大に切り出します。

f:id:takajun7777:20150411190659j:image

前回使用したヘッドシェルを用意します。

f:id:takajun7777:20150411190658j:image

切断前の本絹ビロードです。

f:id:takajun7777:20150411190657j:image

この本絹ビロードもカートリッジ大に切り出します。あと 5個は余裕で作れそうです。

f:id:takajun7777:20150411190656j:image

アームに取り付けたところです。

f:id:takajun7777:20150411190655j:image

今度はうまくいきました。通常レコードを再生するにあたっては VPI HW-16.5 でバキュームクリーニングをしまが、今回は新品のレコードをそのまま再生します。

1週目は少し埃と思われるクリックノイズが乗りましたが、2週目は激減しました。効果大です。

当初 静電気が気になりましたが、天然本絹ビロードのせいか静電気はほとんど発生していません。静電気が発生したら、薄いアルミ板を加工してアームに逃がすつもりをしていましたが これは予想外です。

尚、ビロードの取付方向ですが、順目ではなく逆目に取り付けるとうまくいくようです。生地の取り付ける方向によっては、レコード針の内周へ進む速度よりも速く進んだりするそうです。

余ったアームで埃取り (1)失敗

余ったアームで埃取り (2)成功