Welcome to Takajun's Room

パソコン、オーディオ、カメラ、ビデオ、車、食べ歩きを中心とした blog です。

夢 (お別れ)

車で海岸近くの山に向かって草原の中の道を誰かとドライブ。  誰? 九重高原(九州 )?

目的地の噴火口のある山頂までもう少しなのに 急に時間が無いことに気が付き 次の目的地にルートを変更しようとすると ナビが混乱して不可解な文字が表示された。

パソコンの文字化けではなく まるで 異世界の文字。 ?

気が付くと山の中腹をドライブをしていたのに海岸線まで戻り 2両仕立ての列車に乗って北に広がる海に沿って移動している。

乗客は 私たち二人だけ。

アナウンスは無かったのに、 途中の駅で なんとなく寂しそうに 「ここで乗り換えるの。」 言葉が発せられたわけではないが 意図は分かる。

誰もいない小さな駅で下車すると 駅員がホームから線路に降り 「ここでポイントを切り替えます。」 線路には 右に曲がるポイントが見える。

駅員の後ろについて とても列車が通れそうにもない薄暗いブッシュの中の細い山道を登っていく。 気が付くと既に線路が無くなっている。

何時しか峠を過ぎたのか下りはじめて ふと後ろを振り返ると白い服を着た人たちが列になってフラフラとついてくる。

なんだろうと思って 目を前に戻すと 急斜面の墓地の中にいる。

駅を降りるまでは 青空が広がっていたが 山の中のせいか 薄暗い。

枯れかけて少し茶色が混じるオレンジ色の百合の花の先だけが 多くの墓石の回りの地面一面に散らばってる。 あと お供えなのか黄色いバナナが沢山落ちている。

手すりもない斜面の墓地内の小道の先にはブッシュの崖が何となく見えている。 濡れた枯葉に足を取られて滑り落ちると 危ないなあと思ったところで ぼんやりと目が覚めた。

この夢の感覚は 過去に 2回。 遠く離れた祖母が急逝したその日の同時刻の朝に見た夢の感覚ともう一つ。 ただ祖母の時に感じた 暖かく包まれるような感じではなく、何か とても悲しくて切ない感じ。

白い靄の中から、明るい陽の光の中に意識が戻るにしたがって 「ああ、亡くなったんだ・・・」 「時間がないって こういうことか・・・」 ようやく誰だったかも認識できた。

連絡が取れなくなって 40余年。 夢の中では 少し悲しげな顔をしていたけれど、「もうっ」 と頬を膨らませて可愛く怒る顔を思いだしながら、 色々 考えることがありました。

ああ、でも生きていたらごめんね。


昼食後 気晴らしに 散歩に出たところ 桜が咲き始めていました。 

私も この桜も あと何回見れるのだろう。 散歩中 晴れているのに 突然パラパラと小雨が降ってきてすぐに止みました。

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