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いまさら アナログレコード 16 カートリッジ ortfon MC Kontrapunkt b

VPI Super Scoutmaster ターンテーブルを購入後、今まで使用してきた ortofon MC10W (MC☆10W) の後継カートリッジとして適当なものを探していました。

1つは ortofon MC☆10W の上位機種にあたる ortofon MC☆30W。

もう一つは 今回購入に至った ortfon MC Kontrapunkt シリーズです。

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某店で聞いたところ、 「MC☆30は音の傾向としては ortofon MC10W (MC☆10W) の延長上にあります。一方、ほぼ同価格帯にある ortfon MC Kontrapunkt a は、MC☆10W とは音色が異なって、緻密な傾向の音が聴きとれます。」 とのこと。

ortfon MC Kontrapunkt は b,a,c,h (Bach バッハ)の4種類が用意されています。予算面で a にするか b にするか悩んだのですが b (税込定価 \115,500 )を選択。

ダイヤモンドについで剛性の高いルビーをカンチレバーに使用し、ダイヤモンド ラインコンタク ト Nude FG 80 スタイラスと超純銀線を組み合わせた最強発電エンジンというキャッチフレーズにつられました。

因みに a はアルミカンチレバー、周波数特性:20~35,000Hz。 b はルビーカンチレバー、周波数特性:20~50,000Hz です。

f:id:takajun7777:20080524180507j:image VPI Super Scoutmaster

ortofon MC10W (MC☆10W) は 江戸っ娘 の威勢のよいお姉さん という感じで、音を威勢よく ぼんぼんと放り投げてくる感じがします。女性ボーカル等に向いているように思います。

翻って、ortfon MC Kontrapunkt b は、気品ある貴婦人という感じでしょうか。パーティ会場などで騒いでいるわけではないが、そこにいるだけで凛とした存在感がある。音も派手さがあるわけではないのですが、音の情報を包み込むように全て拾ってきます。何よりの違いは音場感 / 定位感にあります。

VPI Super Scoutmaster + ortfon EQA-777 + Mackie Onyx 1200F Studio Recording Preamp で 192kHz 24bit サンプリングしたものを 96kHz 24bit にリサンプリングした WAVファイルを作成しました。

詳細は http://www.takajun.net/video/storyv080530.htm をご覧下さい。



なお、http://www.takajun.net/video/gallery/mimi_comment.htm では、日本で唯一ネット上で 詩人 谷川俊太郎氏本人による朗読ビデオが視聴できます。