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いまさらアナログレコード CLEARAUDIO BASIC PLUS フォノイコライザ 試聴(その1)

1日半、clearaudio BASIC PLUS と VPI Scoutmaster with Signature Tonearmエージングを行い、少し試聴してみました。

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clearaudio BASIC PLUS は、VPI Scoutmaster with Signature Tonearm + ortofon MC★10W の組合せで試聴してみます。

非常にさっぱりした透明感のある色づけの少ない良い音ですね。ホルン等の金管楽器の音が金管らしく聞こえます。

そのまま、フォノイコライザ を ortofon EQA 777 に交換します。こちらは、音が豊かですが、色付けが感じられます。艶っぽいというか。決して悪い色づけではありませんが。

加えて低域が伸びているように感じますが、これも ortofon EQA 777 自体の色付けなのかもしれません。

トランペット等金管楽器がメインとなった JAZZ を聴くには clearaudio BASIC PLUS が適していると思いますが、これにボーカルが入ると ortofon EQA 777 も良いかなと迷ってしまいます。

低域がもうほんの少し欲しいと思うのは ortofon MC★10W がローインピーダンスのせいでしょうか?

それとも ortofon EQA 777 に慣らされてしまった?

clearaudio BASIC PLUS とハイインピーダンスDENON MC DL-301 II と組み合わせると カートリッジなりにうまく表現できるようです。

もう少しエージングが進むとまた違った感じに聴こえてくるかもしれません。電池駆動も可能ですので、そのうち時期をみてこちらもチャレンジしたいと思います。

尚、clearaudio BASIC PLUS は 1日半 電源を入れたままでしたが、電源部を含めほとんど温度上昇を感じません。ただ、ケースの角という角が 90度シャープになっているため、下手に触ると手を切りそうな感じがするのがちょっとだけマイナスです。

いずれにしても、 ortofon EQA 777 のサブ機としては 音質の傾向はやや異なるものの 十分すぎる高音質だと思います。

MC / MM 切換はケースの底面にある左右2個のプッシュスイッチで行いますが、セッティングしてしまうと簡単にアクセスできないこともあり、MM ポジションはチェックしていません。

あと、本品は アメリカから輸入しましたので、AC 115V 3P コネクタでしたが、値段につられて欧州圏から購入すると AC 220V のため 昇圧トランスを使用しないと動作させられないところでした。

商品が到着するまで全く気付いていませんでしたが、結果オーライです。危なかった ・・・

個人輸入をされる方は気をつけてください。

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なお、http://www.takajun.net/video/gallery/mimi_comment.htm では、日本で唯一ネット上で 詩人 谷川俊太郎氏本人による朗読ビデオが視聴できます。