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鈴木 忠 著 クマムシ?! 小さな怪物

クマムシ ってご存知ですか? お笑いコンビではありません。なんでも最強の生物らしいということで図書館からクマムシの本を借りてみました。

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クマムシはこんな形らしい。スケールを見ればわかりますが本当に小さな生き物です。

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カラカラに乾いた状態でも水をかけると蘇生し、乾燥した状態ではマイナス200℃の液体空気の中で20か月以上大丈夫。人間の致死量の1000倍の57万レントゲンの放射にも耐え、6000気圧の圧力をかけても大丈夫らしい。(地球最深のマリアナ海溝の圧力は 1100気圧)

何気なく苔の中にクマムシを見つけた生物学者の筆者が魅入られていく過程とその奇妙な生物体系を面白く読ませてもらいました。

一度顕微鏡でその姿を見てみたいものです。顕微鏡下のクマムシはとてもかわいいらしく 学生に見せたら執筆時点で 1人だけキモイと言ったそうな。

読んでいるうちにシーモンキーを思い出したのですが、シーモンキーについても触れられています。

私を含め一般の人には雑学に過ぎませんが、大学の教授が一生懸命になるのがなぜかかわいい(笑) 教授がかわいいと言えば以前読んだ 日本で数少ない寄生虫学者である藤田紘一郎著 笑うカイチュウ を思い出しました。これも一生懸命さが面白いですよ。

妻にクマムシの本が面白いよと話したところ 200% 拒否されました (笑) が一度顕微鏡で クマムシがノッシノッシと歩く姿を見てみたいですね。