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Canon EOS KissD 分解修理

Canon EOS KissD の電子ダイヤルが突然動作しなくなりました。

フルオートでは問題がないものの、電子ダイヤルが使用できないとやはり不便です。インターネットで調べてみると、修理代金は破損部品代を除いて技術料として最低 15千円程度はかかるようです。

何となく接触不良の感じがしましたので、自分で分解して修理をすることにしました。

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黄色の部分がフレキシブルケーブルで接続されていますので、ケーブルを傷つけないよう注意してコネクタを外します。

ここでボディ裏側を覆っているシールド板を外そうとしたのですが、ネジにはロックペイントが塗られているし、赤丸部分は半田付けがされています。

半田ゴテを持ち出そうとしましたが、フレキシブルケーブルとコネクタ部の接触不良の可能性が高いので、軍艦部とボディ本体を接続しているフレキシブルケーブルを全て一度外して、再接続してみます。

分解する際に取り外すネジ(隠しネジあり)の詳細は http://www.takajun.net/camera/storyc061107.htm をご覧ください。

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フレキシブルケーブルをコネクタから外すには、矢印の黒い部分を手前に90度 引き起こすとコネクタが開きますので、ゆっくりとフレキシブルケーブルを抜きます。

挿入するときは逆の操作をしてください。この黒い部品は弱いので、無理な力をかけると簡単に壊れます。取れてしまうと、2度とフレキシブルケーブルを接続することはできません。

フレキシブルケーブルの取り外しと再接続の結果、無事に電子ダイヤルが復活しました。どのフレキシブルケーブルの接触不良かは正確に判別できないのですが、どうも背面と本体を 繋ぐ フレキシブルケーブルの接触不良の様に思われます。




なお、http://www.takajun.net/video/gallery/mimi_comment.htm は、日本で唯一ネット上で 詩人 谷川俊太郎氏ご本人の朗読ビデオが視聴できるサイトです。