PDF ファイルを画像に変換したいことが時々あります。 普段は、当該 PDF ファイルを Adobe Acrobat Reader で全画面表示し Print Screen で画像に取り込んでいましたが、解像度を高めたまま 画像ファイルに変換する必要が出てきました。
で、google 先生で検索すると Ghostscript をインストールし Irfanview をゴニョゴニョすれば良いとの事。
私のパソコンでは 各種ファイルを PDF 化するソフトとして PrimoPDF を使用しています。このソフトの中には既に Ghostscript の本体となる gsdll32.dll が含まれているのでこれを利用することにします。
Ghostscript を http://www.ghostscript.com/ からダウンロードして普通にインストールすると gsdll32.dll 以外に諸々のファイルをインストールされますので、あまり気持ちのいいものではありません。
私の場合 gsdll32.dll は C:\Program Files\activePDF\PrimoPDF フォルダの中にあります。 gsdll32.dll は単体でも入手できますので、この場合は Irfanview のインストールされたフォルダに放り込んでください。
先ずは簡易方法を説明します。
1）gsdll32.dll がインストールされたフォルダを確認します。Irfanview を起動します。メニューから「基本設定」⇒「PlugIns」⇒「Postscriptの設定」を辿ります。
2）下図のように gsdll32.dll の保存されているフォルダーを full path で指定します。変換した画像が荒い場合は SetDPI の 200 × 200 の数値を 300 × 300 程度に上げて調整してください。 blog 等で使用する場合は 96 × 96 位でも十分かと思います。
いくつかのソフトで gsdll32.dll を共用する場合
1）いくつかのソフトで gsdll32.dll を共用する場合は レジストリに gsdll32.dll の場所を full path で指定します。とはいえレジストリの操作に不安があれば素直に Ghostscript をインストールした方がいいでしょう。 full path で指定には regedit.exe を起動して直接記入することも可能ですが、以下の 3行をメモ帳等にコピペし、ファイル名を gs.reg としてデスクトップに保存します。
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\GPL Ghostscript]
"GS_DLL"="C:\\Program Files\\activePDF\\PrimoPDF\\gsdll32.dll"
出来上がった gs.reg をダブルクリックするとレジストリに読み込まれますので再起動すれば path が通ります。レジストリに読み込まれたら gs.reg は消去して OK です。
尚、C:\\Program Files\\ のように \ が 2個並びますがこれは誤りではありません。
