Ghostscript gsdll32.dll をインストールしないで使用する
2014-03-11 で irfanview を使用する際に Ghostscript gsdll32.dll をインストールしない方法を記載しました。 ところが web 上で gsdll32.dll / gsdll64.dll を単体で配布しているところがいくつかあるものの古いバージョンばかりで最新バージョンが見つかりません。
最新バージョンは本家サイトにあるのですが、この実行ファイルはインストーラーを兼ねていて、dll 単体では配布をしていません。
まあ、素直にインストールすればいいのですが・・・。とはいえ、とりあえず現時点で最新版の gs910w32.exe と gs910w64.exe をダウンロードしてきて、 7-Zip で無理やり解凍します。ははは・・・・
7-Zip File Manager を起動し、gs910w32.exe / gs910w64.exe を保存したディレクトリに移動します。
gs910w32.exe / gs910w64.exe ファイルをそれぞれ 1個ずつ選択して展開ボタンをクリック。展開が終わったら 解凍先のディレクトリにある $_OUTDIR ディレクトリから bin ディレクトリを開くと中に gsdll32.dll / gsdll64.dll があります。
これをどこでも好きなところに移動します。私は C:\Program Files\gsdll というディレクトリを作りこの中に放り込みました。
パスを通すために、レジストリに記載します。レジストリに直接記入してもいいのですが、書き誤ると面倒なのでメモ帳や秀丸を開き、次の文言をコピペします。
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\GPL Ghostscript]
"GS_DLL"="C:\\Program Files\\gsdll\\gsdll32.dll"
"GS_DLL64"="C:\\Program Files\\gsdll\\gsdll64.dll"
これを gs.reg として保存してダブルクリックすればレジストリの書き換えが完了です。
尚、C:\\Program Files\\ のように \ が 2個並びますがこれは誤りではありません。レジストリに直接記入する場合は \ は 1個です。注意してください ってこんなことをしようとする方には釈迦に説法ですけど・・・