2014-04-09 をもって WindowsXP のサポートが切れることから、自分なりに着々と Windows7 への移行を進めてきました。今般 ほぼ移行が完了したことから、 Windows7 + WindowsXP のデュアルブートを廃し、Windows7 + Windows7 のデュアルブートに変更しました。
ところが、ところが、私にとっては結構重要なソフトである Minnetonka discWelder Chrome II が Windows7 上で起動するものの DVD-Audio が焼けない・・・・
Minnetonka discWelder Chrome II は 192kHz 24bit、96kHz 24bit PCM ファイルを DVD-Audio に焼くことができる Authoring softwareですが、DVD ドライブに書き込みをしようとすると DVD ドライブのドライバが不適合だと言われて弾かれます。うーむ・・・
下位 Version の BRONZE の操作手順が youtube にあったので掲載しましたが、非常に簡単な操作で DVD-Audio が作れます。でも Vista と XP しかドライバをサポートしていないんですね。
Minnetonka discWelder Chrome II は業務用ソフトですので、音質面で問題はありませんし、192kHz 24bit の DVD-Audio を作れるソフトは現時点で他にはなさそうですので何とかしなくっちゃ。
(業務用ソフトですので、作成した DVD-Audio にコピーコントロールをかけることも可能ですし、SACD の DSD ファイルを DVD-Audio に変換して焼くことも可能です。ただ $2,000 と高いのが難です。)
対応策としては
1)元の Windows7 + WindowsXP のデュアルブート に戻す。
2)Windows7 上で Virtual XP mode を起動して使用する。
の2つになりそうです。Virtual XP mode は一度だけ試したことがありますが、使いこなすところまで至ってなかったのですが ダメ元で今回はこちらで試してみます。 Microsoft のサイトを参考に
Microsoft から Windows6.1-KB958559-x64.msu をダウンロードしてインストールします。これで Windows7 上に Virtual PC を構築します。Windows6.1-KB958559-x64.msu のダウンロードには適切な OS を使用しているか検証を求められます。
次に WindowsXPMode_ja-jp.exe をダウンロードし、WindowsXP をインストールします。 Windows7 Professinal 以上であることが前提です。( Windows7 Home では構築できません。)
XP のインストールが終わったら、ウイルス対策ソフトを入れて、Windows Update を実行します。通常の新規インストール同様に時間がかかります。で 半日放置後 WindowsXP を起動した画面です。デュアルモニターですので、左を WindowsXP、右を Windows7 で表示させました。当然 同時に別々の作業をすることができます。
Minnetonka discWelder Chrome II が起動しました。
XP mode の最初の起動時は メモリーが 512MB になっていますので 3GB に変更します。
尚、Virtual XP mode では SATA で接続した CD/DVD には仕様上書き込めませんので、 USB 接続で回避する必要があります。やっと 無事 DVD-Audio の書き込みができるようになりました。 ふう・・・・
また IEEE1394 経由のデバイスは Virtual XP mode では使えませんが、ホストPC である Windows7 機に接続している IEEE1394 RME Fireface 800 からは音が出ました。
遅延がかなりありますので、DTM や音声編集には不向きだと思います。