日本語のサイトで Lundahl （ルンダール）社について一番分かりやすいのは、トライテックのサイト（ブログ）でしょう。
LUNDAHL社（ルンダールと読みます）はスエーデンの小さな町工場です。現在の社長は先代の息子で、職人さんはベテランの方ばかりです。先代もまだ製品作りはしています。ボビンを使わずにコイルを巻くという独創的な発想と、あくまで音質にこだわった製品作りで、欧米を始めとする多くのプロ･オーディオ･メーカーに採用されています。
職人さんたちは製品ごとに担当が分かれていて、自分の担当以外の製品は手がけないようです。なので特定の製品に注文が集中すると、その担当の人の仕事が増え、思わぬ時間がかかることになります。当然、「残業してでも」などという概念はスエーデンにはありません。ですので、向こうでも「納期は出来てみないと判らない」というところがあって、納期を問い合わせても正確な回答はありません。
本当に職人さん気質の工場なんですね。日本人のように、納期に合わせてアクセクしないのが、ある意味素晴らしいです。
ますます Lundahl の MCトランスで自作するか、 Lundahl の MCトランスを搭載した ortofon Verto が欲しくなってきました。
しかし、じじぃ さんからお申し出いただいた CineMag の MCトランスの音も気になるところですね。
なお、http://www.takajun.net/video/gallery/mimi_comment.htm では、日本で唯一ネット上で 詩人 谷川俊太郎氏本人による朗読ビデオが視聴できます。
