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いまさらアナログレコード LT1115 + LT1010 フォノイコライザ (その2) 部品発注

ortofon Verto が国内で購入するより、約 2万円安く購入できましたので、この余った予算をどうしよう ?

ということで LT1115 という現在量産中のモノリシックIC製品では最も低ノイズのオーディオ用オペアンプを使用したフォノイコライザ の回路を見て、やはり自作をしてみたくなりました。まあ、オペアンプというと BB の OPA627BP が有名ですが、まあ そこまでこだわるつもりもないので・・・・

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(画像クリックで拡大)(詳細 PDF ファイルはこちら。)

抵抗は VISHAY DALE PTF56 シリーズと VISHAY DALE CMF55 シリーズをメインに、抵抗値が揃わないもののみ KOA を使用。いずれも 1% 誤差の金皮抵抗です。金皮は音が少し曇るという書き込みを時々見かけますが、VISHAY DALE PTF-56 クラスであれば、それほど大げさに考えることもないと思っています。

音質は出た所勝負 (^_^)/ ・・・・ (いい加減ともいう。)

でも、目標は大きく clearaudio BASIC PLUS ! (ホントか)

ところで、VISHAY DALE PTF-56 シリーズの仕様は

・ Extremely low temperature coefficient of resistance

・ Very low noise and voltage coefficient

・ Very good high frequency characteristics

・ Can replace wirewound bobbins

・ Proprietary epoxy coating provides superior moisture protection

・ Lead (Pb)-free version is RoHS compliant

です。VISHAY DALE Z201 や VSR シリーズは高すぎるのでパス。

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(詳細データシート(PDF)はこちら)

その他のコンデンサはオーディオクラス、電源トランスはトロイダルトランスを使ったために、部品代は 2万円弱になりそうです。

f:id:takajun7777:20090305205617j:image 電源トランス

1部品の購入単価限度は 1000円までとしました。メインの OP AMP LT1115 が 800円弱ですので、これより高い抵抗やコンデンサを使用してもバランスが取れないと判断しました。ただし、電源トランスのみこの対象外としています。

1つの SHOP で全ての部品が揃わなかったため、4つの SHOP に分割発注しました。取り寄せ部品もありますので、全ての部品が揃い、製作にとりかかるのは早くても 4月中旬になりそうです。

VISHAY DALE の抵抗は、あまり使用しない抵抗値の場合、入手がなかなか困難ですね。


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なお、http://www.takajun.net/video/gallery/mimi_comment.htm では、日本で唯一ネット上で 詩人 谷川俊太郎氏本人による朗読ビデオが視聴できます。