現在 使用している Sony Sound Forge 8 に特に不満はないのですが、Sound Forge 9 が 2007 年に出荷され バグ取りもされて 安定したと思われたことから Sound Forge 9 を購入しました。
購入方法は Sony Online Store からです。アップグレード購入になります。
アップグレードの場合は、旧製品の シリアル番号を web 上で入力すると、アップグレード購入画面に入れます。
国内向けの画面から入りますと、ダウンロード購入の場合は 17,000 円ですが US の画面から入りますと 134.95 ドル です。US の画面から入っても、Sound Forge 9 の日本語版が ダウンロード できますので全く問題ありません。
2009-05-05 現在の ドル相場は 1ドル 99円ですので、ドルで購入したほうが 3,500円 程度安く購入できます。
Sound Forge 8 の画面です。基本的にはあまり変化が無い様に思われますが、編集サブウインドウの左端のボタンの追加が、表面上の一番大きな変化でしょうか。
従来、ステレオファイルの片チャネルだけを編集する場合、カーソルで選択をしていましたが、Sound Forge 9 では 左端のボタンで選択します。
最初は 少し不便に思いましたが、片チャネルの作業後、両チャネルの操作をする際に、そのまま 方チャネルだけエフェクトをかけてしまうといったミスが時々発生していたのですが、Sound Forge 9 では このようなヒューマンエラーの発生が少なくなるように考慮されているようです。
従来、NoiseReduction 2.0c を使用していたのですが、Sound Forge 9 には NoiseReduction 2.0h が同梱されており、日本語化されています。使いやすくなりましたね。
NoiseReduction 2.0 の使用にあたっては、別途 プロダクトキー の購入が必要です。 私の場合は Sound Forge 8 で使用していた NoiseReduction 2.0c のプロダクトキーがそのまま認識され 新たな プロダクトキーの入力は不要でした。
Sound Forge 9 で一番使いやすくなったと思う点は、この マーカーです。
Sound Forge 8 では マーカーのところから切り出しを行なおうとして、カーソルを合わせても マーカーラインに吸着しないので少しずれることがありましたが Sound Forge 9 では スッと吸着しますので マーカーラインできれいに切り出しができます。
その他の追加機能としては、多重入力が可能になったのですが、LP の WAV ファイル化を図る程度であれば、入力の切換が却って面倒になりました。
LR入力の Link 機能の付加を期待したいところです。今のところ、13,500円分の アップグレードの恩恵はあまり感じられません。もうすぐ Sound Forge 10 が出荷されると思いますので、今まで待てた方は、そちらの方が良いと思います。
なお、http://www.takajun.net/video/gallery/mimi_comment.htm では、日本で唯一ネット上で 詩人 谷川俊太郎氏本人による朗読ビデオが視聴できます。