ここ1ヶ月ほどの間に [村上春樹] の 3作品を 「IQ84」、「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」、「ノルウェイの森」の順に読んでみました。
作品の時代背景もあるのでしょうが、音楽は CD ではなくレコードから流れてきます。3作品とも音楽が1つのキーワードになっていますね。
ただ、IQQ84 は主人公が暗殺者という非現実的な世界なので、逆にその世界観にすぐに溶け込みましたが、他の2作品は、変にリアル世界の部分があって なぜ唐突に主要人物が自殺したりとか性的描写にうーん みたいな納得感が得にくい部分がありました。
とはいえノルウェイの森 は読んでみて曲の題名だと文中で知りましたのでyoutube にリンクを張っておきます。
ビル・エヴァンスの『ワルツ・フォー・デビー』も文中に出てきましたので、レコードを聴きなおしてみました。いつ聴いても良い曲だなあとと思っています。
その後は [冲方丁] 天地明察、[藤咲淳一] 攻殻機動隊 虚夢回路、凍える機械、[三上延]ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たち、栞子さんと謎めく日常、栞子さんと消えない絆、 [柴田錬三郎] 岡っ引どぶ などを私の好きなレコードを聴きながら乱読中です。