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三上 延 「 ビブリア古書堂の事件手帖 1-3巻」

退院してから自宅休養中に読んだ本です。

[三上 延]「ビブリア古書堂の事件手帖 1-3巻」。ライトミステリ小説になります。

主人公は 古本屋店主の栞子(しおりこ)で、北鎌倉を舞台にしています。古書についての知識はなかったのですがセドリとか初めて聞いた言葉がたくさんあり、なかなか面白いです。

謎解きの形式は[東川篤哉]「謎解きはディナーのあとで」と同じように、病院のベッドの上いる栞子が「俺」が見聞きしたことを元に事件を解決していくという形になります。

娯楽性の点からは[東川篤哉]「謎解きはディナーのあとで」をお薦めします。この作品の謎解きにはところどころちょっと無理が・・・・

文頭に「俺」が「これは何冊かの古い本の話だ。古い本とそれをめぐる人間の話だ。」との記載があるように謎解きよりも別の視点で(古書について)興味を持った方がよいかもしれません。

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