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Sound Forge Pro で デジタル RIAA イコライジング (2)

デジタル RIAA カーブ補正ツール ( VST )と自分で設定した 20バンドグラフィックイコライザを試してみます。最初に 20Hz から 20kHz のスイープファイルを作ります。

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このファイルを デジタル RIAA カーブ補正ツール ( VST )で補正をかけます。

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元ファイルの音圧レベルは低域から広域まで一定ですが、左端の低域は増幅され、右に行くほど高音域が減衰されているのがよくわかります。20バンドグラフィックイコライザの波形です。縦軸が微妙に違いますので同じ波形にはなりませんがほぼ同じカーブが得られます。20バンドグラフィックイコライザでも試聴上は大きな差異はなさそうです。(一聴しただけで追い込んでいません。)

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波形上はうまくイコライズされているようです。

WaveSpectra で周波数特性を確認してみます。元ファイル特性です。 20Hz から 20kHz までのスイープにしていますので 20kHz 以上の波形は無視してください。

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デジタル RIAA カーブ補正ツール ( VST )の周波数特性です。

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20バンドグラフィックイコライザでの周波数特性です。

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どちらも問題なく使えそうですが、デジタル RIAA カーブ補正ツール ( VST )の方が低域の増幅率が高いようですので、使用の際にはクリッピングしないように注意が必要かも。

尚、この phono equalization 「RIAA」(VST/AU Plugin)は DON'T work in ProTools using the VST wrapper! となっていますので ProTools では使えないようです。

Sound Forge Pro で デジタル RIAA イコライジング (1)

Sound Forge Pro で デジタル RIAA イコライジング (2)

Sound Forge Pro で デジタル RIAA イコライジング (3)

Sound Forge Pro で デジタル RIAA イコライジング (4)



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