RAID 0 は、2台以上のディスクを組み合わせ、ディスクに対する読み書きの処理を複数のディスクに対して同時並行的に実行することで、アクセス速度を高速化するものです。ファイル操作の方法から「ストライピング」と呼ぶこともありますが、同一のものです。
RAID 0 では ファイルを64KBくらいに細切れにして、順々に2つ以上のHDDに交互に保存します。
単純化して説明すると、HDD が2台であれば転送速度が 2倍、HDD が3台であれば 転送速度は 3倍になります。(実際にはオーバーヘッド等により理論値を下回ります。)
転送速度が稼げることとと見かけのHDD容量が HDD の個数倍になることから ビデオの編集データを保存したりするのに向いています。
欠点は、RAID を構成しているHDDが1つでも壊れると他のHDDが大丈夫でもデータが読み出せなくなることです。
昔は専用のハードウエアが必要でしたが、今はMother Board自体にその機能を持ったものが安価で入手できます。
専用ハードを使用した例