早速 LINN UPHORIK Phono Stage を試聴してみます。
試聴レコードは、Milt Jackson BEAN BAGS です。
もちろんカートリッジとフォノイコライザは平衡接続です。
試聴してみると LINN UPHORIK Phono Stage は低域が変に曇ります。気になって 無音時のノイズレベルと波形を調べてみました。無音時のノイズレベルは SoundForge Pro 10 で測定すると -42dB 位までノイズが乗っているのが分かります。
特に低域は 10-25Hz のノイズの混入が見受けられます。周波数から判断して商用電源からのハム混入ではありません。
48KHzあたりまでのスペクトラムを見ますと低域以外には特段のピークはありませんが、スイッチング電源からのノイズ混入でしょうか 20KHz あたりにノイズが乗っています。まあ、可試聴範囲外ですが。
個人的には、Ayre Acoustics P-5xe Phono Stage と LINN UPHORIK Phono Stage では Ayre Acoustics P-5xe Phono Stage をお薦めしたいと思います。
試聴環境
Turn Table : VPI SuperScoutmaster
Tone Arm : SME Series V-12
Cartridge : otofon MC Windfeld
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